皆様のご参考までに共有します!
8歳、6歳の娘と一緒の家族4人子連れ旅行です。
動物との触れ合いを最優先に、一般的にはメインと思われるシーギリアロックやヤーラ国立公園という観光地を敢えて外しました。
こまめに近場の町で宿泊・国内フライトで水上飛行機も駆使して移動時間を短縮するという、車移動苦手な子供たちに最大限忖度した旅程を考えた結果です。
(よって、かなり王道からは外れたプランと思われ、あまり参考にならないかもです。。)
【Google Mapsリスト】
【日程】
1月末~2月頭に7泊8日(ホテル6泊、機内1泊)
スリランカは11月から4月がベストシーズン のようです。
観光のメインになるであろう南西海岸、中央、高原エリアは1-3月がベストシーズンで、気温が高すぎず、雨も少ない季節になります。
【フライト】
2025年2月現在、日本からスリランカの首都コロンボへの直行便は、スリランカ航空 (成田 第2ターミナル)だけ。
関空などからだと経由便を使うことになり、上海経由が一般的の模様です。
なお、スリランカ航空はJALと同じワンワールドアライアンス加盟航空会社ですのでJALマイルの登録をお忘れずに。
今回は成田発着の直行便を利用、2.5か月前頃に手配して、4人で計37万円ぐらいでした。
- 大人1人 98,000円+燃油税金14,000円
- 子供1人 75,000円+燃油税金13,600円
- 座席指定 1人5,500円程度
当初はスリランカ航空公式サイトが最安でしたが、なぜか出発まで3か月を切ったあたりの時期から公式サイト経由での運賃が爆上がり、一方でSky scanner経由のTrip.comというサイトでは値上げ無くそれなりの金額で売られていたので、急いで購入しました。
一方その結果、座席指定料金が発生してしまうことに…事前指定せずに当日バラバラの席にされても子連れには困りますので、致し方無くお支払い。
スリランカ航空:
UL455 成田11:20発 - コロンボ17:30着(日本時間21:00) 飛行時間 9h40m
UL454 コロンボ20:35発 - 成田 翌08:10着(スリランカ時間04:40) 飛行時間 8h5m
※日本スリランカの時差は-3時間30分です。
※飛行時間は上記の記載ですが、行きは出発が遅れ、我々は結局40分遅れで到着。
【ホテル】
今回はタクシーを5日間チャーターし、各地を回ったので1泊しかしないホテルが多く、少しバタバタでした。
- コロンボのShangri-La Colombo に2泊
- ピンナワラのMillenium Elephant Foundation - Colonial Houseに1泊
- キャンディーのThe Radh Hotel に1泊
- ミリッサのWeligama Bay Marriott Resort & Spa に1泊
- カルタラのAnantara Kalutara Resort に1泊
・Shangri-La Colombo(コロンボ)
いわずと知れたシャングリラ系列、何の不満もありません。いや、若干空調が寒い。
ショッピングモールと直結になっており、買い物・食事にも便利。
中華系なので、朝食のお粥のクオリティが高い。子供達はチョコファウンテンに夢中。カフェはハイティーが有名。
・Colonial House(ピンナワラ)
ゾウの保護施設であるMillenium Elephant Foundationに隣接した宿泊施設。
名前の通り植民地時代の建物のようで、歴史を感じる趣き。食事は貴族の食堂のような場所でいただく。部屋は若干カビ臭いが思ったよりもきれい、エアコン有、シャワー・トイレも簡素だが清潔感はあり。
一方で、旅行者にはほとんど知られていないものと思われ、他に宿泊者はいなかった。Millenium Elephant Foundationのサイト(足元サーバーダウン中?)で初めて知り、メールで問い合わせ予約を取る形なので、旅行中級者以上向け。
表の通りから車で入ろうとすると狭い橋を渡る必要あり、大型車で行く場合は裏道から迂回する必要あり。
・The Radh Hotel(キャンディー)
市内中心部にある4つ星ホテル。そこまで大きなホテルではないが、最近リニューアルしたようで、室内・水回りは非常にきれいで不満なし。
朝食はあまり種類は多くないが、子供が食べられるもの含め一通りはあり。コロンボの日本食料理店Cafe NIHONBASHIの支店が入っている模様。
予約は各種予約サイトが使えるが期近になるにつれて空室無しand高額になりがち、一方で公式サイトの予約ページはダウンしており、メールで直接問い合わせてみたところ、空室有かつ料金も$140の割引価格で手配してくれた。
・Weligama Bay Marriott Resort & Spa(ミリッサ)
ありがとうございます、さすがのマリオット、何の不満もありません。
強いて言えば、ホテル内のレストランが美味しいけど(マトンカレーが絶品)、値段高いです。スリランカなのにランチで1万円越えは・・・。
・Anantara Kalutara Resort(カルタラ)
いわゆるアーユルヴェーダリゾートで、スパやアーユルヴェーダでの長期滞在に力を入れている模様。
有名な外資ホテルではないですが、オシャレで落ち着いた雰囲気のホテルで、ホスピタリティも良く大変気に入りました。
レストランも美味しく、それほど高くない(子供の料理は数ドル程度で激安)のもGoodです。
唯一の欠点は、部屋によっては蚊が多いこと。
【スケジュール】
1日目:
UL455 成田11:20発 - コロンボ17:30着(日本時間21:00) 飛行時間 9h40m
空港からホテルまではUberアプリで呼んだTaxiで移動(40min、5,800Rp.)
【Shangri-La Colombo泊】
2日目:
ホテルでゆっくり、という名のプール三昧
【Shangri-La Colombo泊】
3日目:
朝 Sri Lanka Taxi Service で手配したドライバーと合流。
PinnawalaのMillenium Elephant Foundationへ移動(3時間、一般道)
14:00~16:00 Millenium Elephant FoundationのColonial program、ゾウと戯れる
【Colonial House泊】
4日目:
06:00-08:00 Millenium Elephant FoundationのColonial program、ゾウと戯れる
朝食の後Pinnawalaの町へ移動(10分)
Pinnawala zooのチケット購入(大人$15、子供$7.5)し、川でのゾウの水浴び見学
Ambuluwawaへ移動(1時間半弱、クネクネ山道多め)
Ambuluwawa towerに登る
Kandyに移動(1時間、一般道)
17:00-18:00 キャンディー芸術協会のKandyan dance鑑賞(前日ドライバーに依頼したところ、良い席を予約してくれた)
【The Radh Hotel泊】
5日目:
KandyからVictoria Reservoir Seaplane Baseへ移動(1時間)
Cinnamon Airの水上飛行機にてKoggalaまで国内線フライト(30分)、ドライバーには陸路にて翌日朝までに車をMirissaまで移動してもらうように依頼。
ホテルでゆっくり、という名のプール三昧
【Weligama Bay Marriott Resort & Spa泊】
6日目:
05:00ピックアップでMirissaの港からホエールウォッチングへ
一度ホテルへ戻り12:00チェックアウト
Galle旧市街へ移動(1時間)
Galleでランチと散策
Kosgodaへ移動(1時間半弱)
Kosgodaのウミガメ保護施設でウミガメ抱っこ
Karutaraへ移動(1時間半弱)
【Anantara Kalutara Resort泊】
7日目:
Mount Laviniaのホテル・レストランを訪れる予定だったが、娘の体調不良にてホテルで過ごすことに。
16:00 チェックアウトして空港へ移動(1.5時間強、高速道路)
UL454 コロンボ20:35発 - 成田 翌08:10着(スリランカ時間04:40) 飛行時間 8h5m
【機内泊】
8日目:
08:10成田着
【アクティビティ】
・Sri Lanka Taxi Service (5日間¥66,000~税別)
日本人が経営する現地タクシーのチャーターサービス。
追加料金で日本語ドライバーを指名することもでき、今回担当してもらったPasinduさん(パッシー)には非常によくしてもらった。
ドライバーと別の場所にいるときも、WhatsAppアプリでチャット(英語)や電話(日本語)で何でも相談できるし、時間指定でピックアップをお願いすることも可能。
現地でのアクティビティ手配をチャーター中に依頼することも可能、今回はキャンディーでの民族ダンスショー、ミリッサでのホエールウォッチング、コスゴダでのウミガメ保護センターなどの手配をしてもらった。おすすめのレストランや土産物屋を紹介してもらうことも可能。
Pasinduさんの連絡先は+94-77-080-8551、希望者はWhatsAppアプリで直接連絡することで本人も了解済みなので、スリランカ旅行予定の方は気軽にご連絡を!
(当然ですが、最終的に仕事を依頼する際はSri Lanka Taxi Serviceを通すのが安全です。)
・Millenium Elephant Foundation - Colonial Program(大人$60、子供$30、3食宿泊込み)
ゾウの保護センターで住み込みにてゾウと戯れるというプログラムです。
以下の通り観光客向けになっており、あまりハードな作業を求められることはありませんでした。
- ガイドによりゾウの生態・骨格からゾウ使いの像とのコミュニケーション方法の説明
- ゾウへ餌やり
- ゾウ乗り(オプション 大人$20、子供無料?)
- 川でゾウのお風呂
- 川でゾウのシャワー(びっしょりに。。)
- ゾウと敷地内を散策
- 翌早朝 ジャングルで朝ご飯中のゾウと一緒に近隣の村を散策
よりハードな仕事(糞の片づけとか)をお望みの方は、ボランティアプログラムなるものも存在するようです。
・Ambuluwawa tower
日本人にはまだあまり知られていない?ドラゴンボールに出てくるカリン塔を彷彿とさせる山の上の塔です。山の標高が1000m、塔の高さが110mで、頂上まで登ると周囲に何もない絶景が楽しめます。
ピンナワラから向かうとかなりのグニャグニャの山道を1時間半弱進む形、キャンディーからだと比較的平坦で、1時間程度です。車は山の中腹に停め、最後の急斜面はトゥクトゥクで登ることになります。トゥクトゥクは乗客3人まで乗れて、往復で1500Rpでした。
Ambuluwawa tower自体は途中から非常に階段が狭くなり、人とすれ違うのも難しいぐらいになります。上層は風も強いので、高所恐怖症の方はやめたほうが良いかも。
ただし、構造は結構しっかりしているように感じましたし、かなり小さな子も登っていました。とはいえ危険がないわけではないので、登るかどうかは自己判断で。。
<参考>
動画:https://www.youtube.com/watch?v=9SCk0LgwUbM
ブログ:https://etours.world/srilanka/archives/features/ambuluwawa_temple
・Sinnamon Air の水上飛行機(1人$201)
キャンディーから南西海岸(ミリッサ・ゴールなど)へ車で向かおうとすると6時間程度の移動が必要、これは子連れにはつらいということで、Koggala Airportへの国内フライトを利用しました。
ただ、結構チケットの値段が高い(子供料金設定無し)ので、飛行機移動の代わりに高原の村エラEllaに1泊して1日の移動距離を抑えるというのも良いかも。
といいつつも、一応国内の定期便扱いなので、プライベートフライトのような高額にはなりません。
キャンディーからヤーラ国立公園至近のWeerawila Airportまでも飛んでいるので、そちらに行く方にも選択肢になるかもしれません。
今回は、キャンディーから車で1時間ほどのゴルフリゾートの中にある水上発着場からの搭乗となりました。正直、ドライバー/リゾートの人含めだれも正確な場所を知らない・・・。Google mapだと、ここが一番近いイメージです。
https://maps.app.goo.gl/B3c6TFCFpL328fXw6
たどり着いてみると、航空会社の人がトゥクトゥクで来ているだけ、チェックインカウンターも何もなく、スーツケースの重量も手持ちのはかりで計測してました笑
水上飛行機なので川から離水し、Koggala(空軍基地)の横の貯水池に着水しました。
所要時間は30分程度、多少揺れますが、小型飛行機苦手の妻も酔わなかったようです(景色も見ずにほぼ寝てたけど)。
・ミリッサのホエールウォッチング(大人$60、子供$30程度が相場)
ミリッサは世界でも有数のクジラが見れるスポット、シーズン中の遭遇率はまさに90%ということで期待していたのですが。。。
朝早く起きて4時間近くも船に揺られたにもかかわらず、残念ながらクジラには出会えませんでした。
イルカとカメが少々という感じで、野生動物であるがゆえにどうしようもないのですが、消化不良の結果に。こればかりは運次第ですかね。
5:00ホテル出発、5:30乗船、6:45出航、10:45寄港
ドライバーに手配してもらいましたが、恐らく早く乗船したほうが2階前方の一番見やすい席を確保できます。
行きは向かい波なのでかなり揺れますが、帰りは追い波になりますのであまり揺れません。
・コスゴダのウミガメ保護センター
たくさんのウミガメ保護センターが乱立していますが、料金高額なだけで内容はしょぼいものも有りますのでご注意ください。
Victor Hasselblad Sea Turtle Research And Conservation Centre は、水槽のウミガメを手に持って写真を撮ったりできますので、子供たちは大興奮でした。
18時以降に子亀を海に放流する体験もあるようでしたが、今回は時間の都合上参加できず。
以上、のま家のスリランカ旅行記でした!