オーキッド・ダンデライオン理論を聞いたことはありますか??

環境から強く影響を受けやすい子を、育つために細やかな環境を必要とする
「オーキッド(蘭)」

環境が変わっても比較的たくましく育つ子を、どこでも花を咲かせる「
ダンデライオン(タンポポ)」

に例えた考え方


実は私、この理論に対して長年なんとなくですが”違和感”があったんです。

最近長年抱えていたこの違和感の正体が、ようやく言語化できたので、お便りにして見ようと思います😊💌



「ねーねは特別な胡蝶蘭で、私はどこにでもいるタンポポなんて
なんかかなしいなぁ〜イヤな言い方だなぁ〜」


オーキッド・ダンデライオン理論について家族と一緒に話していたとき、次女がすごく不服そうにこう言いました。


我が家でいうと、長女はオーキッドタイプで、次女はダンデライオンタイプ


もちろん私は、タンポポを「価値の低い花」として話したわけではありません💦

環境が変わっても、たくましく育つ。
その強さは、とても素敵なものだと思っていました🌱

でも、次女にはそうは聞こえなかったようです。

お姉ちゃんは、育てるのが難しい特別な花
私は、どこにでも咲いている普通の花

そんなふうに聞こえたのだと思います。


このニュアンス、伝わりますかね・・・?🥺

育てにくさに「意味」があることに、親は救われる



私は、このブログの中でオーキッド・ダンデライオン理論を否定したいわけではないのです!

我が家の長女は、いわゆる育てにくさを強く感じてしまうタイプの子ども。

大人からすると理解できないようなことにこだわって怒ったり、些細なことが気に入らなくて泣き叫んだり。
どこに地雷が落ちているのか分からず、家族みんなが困惑するのが日常でした。

「こんなに世の中に不満を感じながら生きていくのは、この子もしんどいだろうな」


夫と二人で、こんな風に長女の将来を心配したことも何度もあります。

だからこそ、育てにくさに意味を与えてもらうことで、親が救われる感覚はすごくよく分かるんです。

ただ「手がかかる子」なのではなく、環境から受け取るものが大きい子なのかもしれない。
今は大変でも、この子に合う環境の中では、この感受性が大きく花開くのかもしれない。

そう思えることで、今日の大変さにもう一度向き合う力が戻ってくる。

この育てにくさには、ちゃんと意味がある。


オーキッドタイプであると言われることで希望を感じ、救われる親は、きっとたくさんいると思います🌿
私自身がまさに救われた一人でした。


誰かを「特別」にすると・・・



ですが、
一方に特別な意味や価値を与えると

反対側に「特別ではない誰か」が生まれてしまう。


私はきっと、そこにずっと引っかかっていたのだと思います。

オーキッドは、手がかかる。
でも、環境さえ整えば美しく咲く、繊細で特別な存在。

ダンデライオンは、よく寝て、切り替えも早く、初めての場所でも平気。
そんなたくましさに親はたくさん助けられて、穏やかな育児の時間をもらっている。

だけど、この理論を知った時、

「うちの子はどこにでもいる普通のタイプなのかな」
「私が一生懸命に関わっても、オーキッドのような特別な花は咲かせないのかな」

そんななんとも言えないモヤモヤとした気持ちを感じる親だっているかもしれない。

実際に次女は、

「じゃあ、私と違ってお姉ちゃんは特別なんだ」

と受け取りました。

育てにくさに価値を与えることが、悪いわけではない


私は、ずっと育てにくさに意味を与えてほしかったし、気質学からたくさんの意味をもらってきました。

ネガティブな側面も見方を変えることで、価値ある強みにとして捉えられるという考え方は大好きです!

問題なのは、一部の要素だけに、特別な価値が与えられること。

一人を救うための言葉が、隣にいる誰かへ「あなたは普通」と伝える言葉になってしまうこと。


次女の不服そうな言葉を聞きながら、私が長年感じていた違和感の正体に辿り着くことができました。

4つ気質は、4つ全てに意味を与えてくれる


シュタイナーの4つの気質では、誰か一人だけが特別になるわけではありません。

多血質の子は、落ち着きがなくて、興味が次から次へと移っていく💛
でもそれは、「今、この瞬間」を全力で楽しみ、人と関わることそのものを喜べる気質でもあります。

胆汁質の子は、頑固で、自分のやり方をなかなか曲げられない❤️
でもそれは、自分の意志をしっかり持ち、自分の力で目標をやり遂げようとする気質でもあります。

憂鬱質の子は、出来事を深く受け取り、一度傷つくとなかなか気持ちを切り替えられない💙
でもそれは、自分の内側で物事を深く感じ、人の痛みや苦しみにもそっと寄り添える気質でもあります。

粘液質の子は、動き出すまでに時間がかかり、急な変化や予定変更が苦手💚
でもそれは、自分のペースとリズムを大切にし、着実に積み上げる力となり、そこにいるだけで人に安心感を与えられる気質でもあります。


親である私たちを困らせていた、その性質そのものを別の角度から見た時、そこにこの子ならではの価値があったと気づく。

そして、この読み替えが4つの気質全部に起こる💡

特定の気質が「特別な子」になるわけではない。
特定の気質が「特に語ることのない、普通の子」になるわけでもない。

この子にも、あの子にも、その子にも。

その子がその子である意味があり、その子が輝く道(価値)があることを私に教えてくれたのがシュタイナーでした🌿


4つの気質を学ぶことって、平和教育なんだ!


誰かの価値を否定した上に、自分の価値を立てなくていい。

誰かより珍しくなくてもいい。
育てやすいからといって、その子が「普通」になるわけじゃない。
誰かより強くなくても、目立てなくてもいい。

四つの気質には、それぞれに違う働きがあって、
そこに、上も下も、「特別」と「普通」もない。

今を楽しみ、人と人をつなぐ多血質。
意志を持ち、目標に向かって現実を動かす胆汁質。
物事を深く受け取り、人の痛みに寄り添う憂鬱質。
暮らしのリズムを守り、変わらない安心感をつくる粘液質。

どれか一つだけでは、世界は成り立たちません。

4つの気質がそれぞれの働きを持ち、補い合い、調和しながら、この世界をつくっているんです💓

4つの気質は、誰かだけが持っているものじゃない


私の中にも、4つの気質がある。
あなたの中にも、4つの気質がある。

私もあなたも、4つの気質の調和の中にいる一人。

自分と違う誰かを否定しなくても、自分の価値はちゃんと大切にできる。
誰かの価値を下げなくても、私は私のことを「大切な存在だ」と思っていい。


分類しない気質学を学ぶ意味


私もあなたも、4つの気質の調和の中にいる一員だと知るための学び。
誰かの否定の上に、自分の価値を作らなくてもいいと知るための学び。

シュタイナーの4気質を学ぶことって、平和教育なんだ!!!

私はそんな風に今考えています🕊️


もうすぐ10月🍂


10月10日

「10・10=十人十色」の日

に私はGardenの中に新しい学び舎「ママの学校 KAIKA」をオープンする予定です🏫✨

4つの気質を、知識として覚えるだけで終わらせない。
自分と子ども、そして自分とは違う誰かを見る眼差しとして、みんなで学び、日常の中で使っていく。

そんな学びを、Gardenの中で今まで以上に深く、そして学びやすく届けられる場所にしたいと思っています!😊✨

子どものために学ぶ時間が、わたしの毎日を変えていく。


ママの学校の詳しい内容は、10月1日から10日間をかけて、みんなに少しずつお披露目していきます🎵

ママの学校開校まで、あと少し!!
ぜひ、楽しみにしていてくださいね✨