単純接触効果について考えてみました。
単純接触効果→好意のきっかけは「よく知っていること」に起因

息子は現在大の納豆好き。しかし、最初は全く触ることもなくまして口に入れるなんてもってのほかという状態でした。
私は納豆が世の中で一番苦手な食べ物。私が納豆を食べないので納豆好きな夫は月に一回くらいスーパーで安売りをしている時に買ってきて朝食に食べてました。たまたまとても安く売っている時があり、珍しく2パックくらい買って食べている時でした。私が食べないので買ってくると全て一人で毎日食べる夫。それを毎日見ていた息子がどう言うわけか納豆が気になり、あのネバネバを手で触ったのです!私たちは驚きました。感覚過敏なところもあり、当時は感触遊びも苦手なところがあるのにどうして触ったのか?恐らく納豆を混ぜているときに出ているあの糸が綺麗に見えたのか、煙玉のように見えたのかは分かりませんが指を指してこれは何か教えて欲しそうにしてました。納豆という名前を初めて知った息子は満足そうにまたご飯を食べ始めたのが最初でした。
それから、納豆を食べると触ろうとし、納豆と言って欲しくて指を指す毎日が続きました。いつも行ってる小児予防歯科の先生にも、食べない料理も15回以上出し続けるとそのうち食べれるようになるらしいと言っていたことを思い出し、これはもしかするともしかするかも!と淡い期待を抱き夫には毎日納豆を食べてもらいました。触るところから始まり、スプーンですくい、遂に食いに入れました。通算何回出して克服したか覚えてませんが、確実に一ヶ月以上は納豆を食べ続けた努力のおかげで何とか食べれるようになりました。まさしく単純接触効果だと思います。
今でも波はあり食べない時もありますが、最近は自分から納豆!と言ってリクエストしてくれる時もでてきました。
嫌いなものも毎日見ているとよく知っている食べ物になり、嫌悪が薄れて好意に変わる時もあるのだと実感して出来事でした。